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円形脱毛症の治療は効く!専門家に相談しよう

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円形脱毛症にはどんな治療が効く?

 

 

円形脱毛症という病名はだれでも聞いたことがあるでしょう。身近な人が患ったことがある、自分自身が患ったことがあるという人もいるかもしれません。

 

円形脱毛症とは、その名前の通り体毛の生えている部分に円形の脱毛域が突然生じてしまう疾患のことです。

 

だいたい10円玉くらいの大きさで生じることが多いのですが、ときには頭部全域にまでに及ぶこともあります。

 

また、頭髪だけが抜けるわけではなく、ときには眉毛が抜けて、眉の中に小さな円形の脱毛斑ができている人を目にすることもあります。

 

円形脱毛症は、初期の段階では抜け毛と勘違いしがちです。 しかし、円形脱毛症には徐々に広がっていくという特徴があるため、気づきやすいものです。

 

もし、自分の脱毛が円形脱毛症によるものではないかという疑いが生じてきたならば、すぐに専門の医師など専門家に診てもらうことをお勧めします。

 

そして、まず自分の抜け毛が本当に円形脱毛症によるのかを診断してもらいます。

 

間違いなく円形脱毛症であり、治療が必要であると診断されたならば、しっかり専門家に相談して円形脱毛症に効果的な治療を受けなければなりません。

 

決して、自己勝手な判断で治そうとしたりしないことが大切です。

 

というのも、間違った治し方などをしてしまうと症状を悪化させてしまうこともあり、完治するのを遅らせてしまうからです。

 

専門家の医師と相談の上、どのような治し方が自分に向くものであるかを診断してもらい、医師の指示に従い、スケジュールを守てって通院することが大切です。

 

円形脱毛症によくないものに、不安や悩みといった精神的なストレスがあるので、この部分はぜひ押さえておきたいところです。

 

多くの患者を診てきた経験豊富な専門家である医師を信頼し、一過性のものと割り切った気持ちでリラックスして臨むほうがいいでしょう。

 

皮膚科などで円形脱毛症の治療として一般によく行われているのは、ステロイド局所注射です。

 

ほかにも、局所免疫療法などさまざまな治し方がありますが、じつは確実に効く治療法というのはまだ確立されていません。

 

だからこそ、専門家の医師とコミュニケーションを大事にして、より良い方法を求めていく必要があるのです。

 

よく行われているステロイド局所注射というのは、脱毛している部分に炎症や免疫効果を抑えるためのステロイド注射を打つという治療法です。

 

これは、症状の改善があまり見られないような患者や何回も発症してしまう患者に対してよく使用される治療法です。

 

ステロイド注射は、高い発毛効果が期待できる治療法ではあります。 しかし、強い副作用もあることから、幼児の場合には使用されません。

 

局所免疫療法というのは、かぶれを起こす試薬を用いて脱毛箇所にかぶれを起こして、それによって発毛を促すという治療法です。

 

これは、毛には地肌を保護するという働きがあり、これを逆利用した治療法ということがいえるでしょう。 こちらの治療法は、子どもにも使用できるものです。

 

※参考記事

円形脱毛症の原因と推奨される治療法!日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年度版を解説

 

 

円形脱毛症になってしまう原因

 

 

円形脱毛症の原因については、一般的にはストレスや悩みといった精神的なものが挙げられることが多いようです。

 

しかし、専門的にはさまざまな説がたてられていて、まだこれが確実な原因であるという説が確立されていません。

 

その中でも有力な説として、毛髪などの毛根の組織に対する免疫機能が異常をきたすことで発症する疾患ではないかというものがあります。

 

これが最近支持されている「自己免疫疾患」という説です。

 

自己免疫疾患説は、本来、外部から侵入してくる敵に対して攻撃する防衛機能とも呼ぶべき機能が自分の体の中にもともとあるものを異物と勘違いして排除しようとするというものです。

 

自分の体の一部を異物と勘違いすることが原因となって、毛根を痛めつけるという誤った行為に移行してしまい、毛が抜け落ちてしまうというのです。

 

しかし、なぜ免疫機能がこのような勘違いをしてしまうかについては、はっきりとしたことは分かっていないようです。

 

円形脱毛症は、じつはアトピー性の皮膚炎患者や気管支炎患者、アレルギー性皮膚炎患者が併発して起こしやすい疾患であることが分かっています。

 

円形脱毛症の患者の半数近くがこれらの病気にかかっていることが報告されていて、さらには、他の深刻な病気とも併発して生じる疾患であるとの報告もあります。

 

重症筋無力症や甲状腺の疾患、関節リュウマチなどとかなりの確率で併発して起きる疾患であることが分かっているのです。

 

ほかにも、多くの人がその原因として実感している精神的ストレスもあります。精神的なストレスを受けると、人はそれを排除しようと交感神経の働きを活発化させます。

 

体温を上げたり心肺機能を高めてストレスと闘おうとするのです。 このとき、より過度のストレスが襲ってくると、この交感神経の働きに異常が起きてしまい、頭部への血管が収縮してしまい血流が悪くなって毛根への栄養補給が少なくなって脱毛が起きてしまうということです。

 

これが、多くの人たちが実感したことのある、精神的ストレスからの円形脱毛症の正体というわけです。

 

ほかにも、円形脱毛症には、家族の中にかかった経験のある人がいると、高い確率でほかの家族も発症する可能性があります。

 

遺伝的な素因からくるものであることも指摘されているのです。

 

さらには、妊娠から出産した後にかけて女性ホルモンの減少で起きることが認められているなど、数多くの原因があることが報告されています。

 

さまざまな病気を患うと発熱がみられるように、毛の持つ体の保護という点から見ると、脱毛はその働きが衰えるものとみることができます。

 

いろいろな病気、疾患による免疫力の低下が原因であるともいえるわけです。

 

 

自分に合った専門医を探そう

 

頭髪の抜け毛などが激しく、円形脱毛症ではないかと疑いをもったならば、すぐに皮膚科の専門医の診断を受けるべきですが、まだまだ謎の多い疾患なので、専門医については信頼できる医師をさがすことがたいへん重要になってきます。

 

円形脱毛症は、自然に治るような軽い症状のものから、一度抜け落ちてからなかなか発毛しないで苦労するものまで、症状もさまざまです。

 

また、ストレスが原因でもありながら、見た目が気になり、再びそれがストレスにもなってしまうという厄介な疾患でもあります。

 

それに、通院した甲斐があって発毛し、大きな喜びを味わったものの、その数週間後に再発してしまい大きな悲嘆にくれたという人もいます。

 

長くつき合っていくのを覚悟しなければならない疾患とも言えるのです。

 

そこで必要になってくるのが、単にきちんと治してくれる専門医というのではなく、自分の性格をも理解してくれて、いざというときの精神面のフォローもしてくれるような医師です。

 

自分に合う治療を行ってくれることに加え、患者としての自分と相性の合うような医師と言うこともできるでしょう。

 

自分の周りの人には、自分が円形脱毛症にかかっていることを知られたくないという人は少なくありません。

 

それに、だれにも相談できずに一人で悩んでいる人もたくさんいるはずなのです。 しかし、だれかにこの悩みを相談するにはかなり勇気が必要になると思われます。

 

だからこそ求められるのは、円形脱毛症についての患者の真剣な悩みをわがことのように捉えて親身になってくれる専門医なのです。

 

円形脱毛症の治療は、すぐに終わるケースは多くはありません。 長い治療となることが多く、医師が患者の日常のことなどを聞きながら診断の参考にすることがあります。

 

そこで、患者も医師に心を開いていかなければならなくなります。 それに、通院期間が長引くと、諦めがちになる患者もいたりします。

 

そのようなときに、根気強く治すよう励ますことも医師には要求されるのです。

 

そのように、まず信頼できる専門医を見つける方法としては、多くの人の意見を聞けるインターネットサイトが役立ちます。

 

まずは、通院に便利な近所の専門医を探すことから始めてみましょう。 その上で、口コミサイトなどに掲載されている意見などを参考にするようにします。

 

自分の希望に添った皮膚科の病院が見つかったならば、その病院で開設しているサイトで、担当医師などの経験年数、実績などを参考にしてみます。

 

また、患者に対してのメッセージが掲載されていれば、それも大いに参考になるでしょう。 そして、実際の診療の様子、通院後のことなどは口コミサイトから情報を得ることができるはずです。

 

円形脱毛症専門医の治療法