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保育園の助成金申請落ちた!また一つ日本から保育施設が無くなるのか?

最近話題の(保育園落ちた日本死ね)に関係する情報があったのでブログにしようと思いました。僕の同級生にレストランを何店舗か持っている友人がいるのですが、従業員の為を思い、事業所内託児施設を去年会社内に設立しました。レストランで働く女性スタッフがこれからも長く働けるようにと思い、託児所を作ったみたいです。

 

 

託児所を作るときには厚生労働省から助成金が出るみたいで、人件費や家賃等の約半分くらいが助成金としてもらえるそうです。日本には保育園も少なく待機児童も多いと言うことで、街のことや会社で働く女性のことを考えて託児所を作ろうと思ったのですが、労働局のスタッフはとにかく協力的ではなく、設立にも大変苦労したと言っていました。

 

 

事業所内託児施設を運営する場所についても、窓の大きさまで細かく決まっていてなかなかそれに見合う場所が無いそうです。それ以外にも様々なチェックや提出する書類も多く、関わってくれていた社会保険労務士さんも、(基準が厳しすぎるのでやめたほうがいいですよ!)といったくらいです。

 

 

やっと見つけた一軒家で運営を始めたのですが保育士も必ず2名必要で、人件費がかかり運営にも苦労していたみたいです。保育士さんが作っていたブログも閉鎖しろと言われるし、看板に託児所と書いてあるだけで看板を外せと言われたそうです。

 

 

今年に入り労働局に助成金の申請に行ったそうですが、結果は不支給です。助成金不支給の理由は保育士さんの休憩時間にレストランから交代要員のスタッフを入れないといけない為に、不支給となったそうです。

 

 

レストランを経営していて従業員のことを思って作った事業所内託児施設ですが、2人分の保育士さんの人件費でも大変なのに、労働局はもう1人保育士を雇えと行ってくるそうです。雇えないのであればレストランから保育士さんの休憩時間に人を呼んででこない限り、助成金はもらえないそうです。レストランからは多少託児施設までも距離があり毎日呼んでくる事は大変難しいと思います。

 

 

しかも赤字の託児施設を補っているレストランスタッフを託児所に呼んでくると言う事は、レストランを経営している者にとってはあまりにも理不尽ではないでしょうか。レストランの働くスタッフのために作った託児施設ですが、労働局は託児所を中心にものを考えるため、レストランのスタッフを託児施設に呼んでこいと言うのです。

 

 

僕の友人は待機児童が多いと言うことで、自分のレストランの女性スタッフや街で困っている女性のことを思い、お金はすごくかかって大変なのに託児所を開きました。でも労働局はその気持ちを全く理解せず、紙に書いてあるチェック項目のみで助成金の支給を決定してしまいます。

 

 

助成金をもらっても、もともと赤字の託児所なので友人は託児所を閉めようかと本気で悩んでいます。女性のことを思って作ろうとしていた託児所ですが、国の規制が厳しすぎて、女性を守ろうとする良心さえも持ち続けることが不可能のようです。

 

 

保育園や託児所が少ない事はずいぶん昔から言われていましたが、改善するといっても国は全く実態がわかっていないようです。託児所を続けようと思っている人が辞めてしまうような規定は本当に必要なのでしょうか。

 

 

友人は言っていました!!(絶対に事業所内託児施設はやってはいけない!労働局はルールを押し付けるばかりで託児所を開設しようとしている人の味方ではないから!!事業所内託児施設をやろうと言う人がいたら、僕は絶対にやめなさいといいます。国は全く協力してくれないから!)

 

 

これほど保育園や託児所が少ないと言うのに、国はまだ託児所を減らす判断をするのでしょうか?友人の話を聞いていると民間で託児所や事業所内託児施設をする人はこれからもいないと思います。だから保育園落ちた日本死ねという人が出てくるのです

 

 

待機児童問題が全く前進していないのは、このようなルールがあるためにだと思います。日本はもうダメだ!と思った話でした。

 

保育園落ちた日本死ね